プロ・ギターリストの「大橋 勇(イサム)」さんが亡くなられました!

大橋さんとは1990年代の末期にこれも亡くなられた故熊谷美広さんが主宰していたプロミュージシャンのセッションイベントのJam For Joyで出会いました。

Pas de Chatのギターリスト時代の大橋 勇さん

僕は当時Jam For Joyのスタッフをしていて、その時はあくまでもスタッフとてのお付き合いだったのです。

その後、同じJam For Joyの出演していた藤原美穂さんに誘われて、藤原美穂のユニットのPas de Chatの専属スタッフとして、写真やビデオを撮影していました。

その時のPas de Chatのギターリストが大橋 勇さんだったのです。スタッフになって話す機会増えたのですが、Pas de Chatの川崎での公演が伸びて、電車がなくなって、Pas de Chatのメンバーとゆっくり通夜で飲むことになりそこに大橋さんもいました。それは僕にとっては素晴らしい機会の到来でした。大橋さんともじっくりお話しさせていただきました。

Pas de Chatでの大橋さん

その後何度もそういう機会がありましたが、忘れもしない新宿の野外コンサートの現場で大橋さんが遅れてくることになり、スタッフが大橋さんのかわりを勤めることになりました。

曲によって担当を決めましたが、僕の番になろと言うときに大橋さんがいらして、僕がステージに出ることはなくなりました。

その後、ピットインで大橋さんのワンマンライブがあって出かけました。素晴らしいステージ展開で、大橋さんのギターテクニックに深く、惚れ込んだ次第です。

その頃にでた大橋さんのアルバムが「NO EDIT」です。今、このアルバムは検索しましたが、残念ながらどこも扱っていませんでした。でも大橋さんのギターが全面的に展開された素晴らしいアルバムです。

この前に出ていたベースの須藤満さんのアルバムでも全面的にサポートされていましたが、逆にベースの須藤満さんがサポートされています。

ちょっと前にCDを整理していて、「NO EDIT」が出てきて、久しぶりに聴いて、やはりすごいアルバムだと思ったところで訃報です・・・なんと言ってよいのかわからなくなりました。

藤原美穂さんが僕の住む北海道のオホーツクに見えて、北見でいっしょにライブをさせてもらいました。

その時に藤原美穂さんから代表曲である「プレイヤー」のソロを取るようにといわれたのですが、その時のお手本は過去に大橋さんがプレイされた「プレイヤー」のソロでした。何度も大橋さんのソロを聴いて、僕なりのソロに手直しして行きました。

でもさすがに大橋さんのプレイは最高です。大橋さんに到底追いつくことはできませんでした。でも・・・大橋を先生にしてプレイした「プレイヤー」は、いまでも心に残っています。

大橋さん。天国でも愛器のギターを離さずに、引き続けてください!ご冥福をお祈りします!

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