■Jazzギターの師匠のライブ演奏をYoutubeで発見し、興奮しました!

自慢のダキスト(フルアコ)と小嶋利勝氏

自慢のダキスト(フルアコ)と小嶋利勝氏

昨日はずっと前(25年前?)に連絡をたっていた友人とFacebookで再会し、続けて電話でも話すという快挙を遂げたのですが、その友人とのは、僕のギターの師匠である京都のジャズ・ギターリストであった「小嶋勝利氏」との出会いでした。

僕は40歳になるちょっと前に、たまたま当時住んでいた横浜での音楽・ギター仲間の友人と少しはギターのことを一生懸命勉強したいという思いから、東京は幡ヶ谷にある「アン・ミュージック・スクール」に1年間通ってみることを決意しました。

アン・ミュージック・スクールは、すごいミュージシャンを輩出してきたスクールで、学費もそれなりにかかりました。週1回の実技と音楽理論の授業に参加は結構大変でした。

その予習等は、当時、学校の教員をやっていた僕には、きついものでしたが、やる価値があると判断してのことです。

そこでお世話になったのが、「小嶋勝利先生」でした。当時の小嶋先生は、ちょうど還暦を迎える歳で、家は京都で、京都でギターを教える一方でもともと東京の人でしたので、東京でもギターを教えていました。

そのギタープレイは本当に素晴らしく、実技の授業では毎回感動のるつぼでした。毎回配布される「運指のための楽譜」とジャズの基本となる「課題曲の楽譜」が配布され、それに対し、必死に取り組みました。

アン・ミュージック・スクールでは、生徒は若い人が多いのですが、それなりに歳のいっていた僕たちに対し、歳が近いせいか小嶋先生は、本当に気さくに対応してくださいました。

いつしか僕たちは、先生とお酒を飲む中にもなっていました。

アン・ミュージック・スクールを卒業してからは、小嶋先生が東京付近でライブをやるという話を聞くと必ず訪ねました。

本当に先生の演奏は素晴らしかったのです。

ある時は、先生を僕の車に乗ってもらい、はるばる茨城のライブがやれるレストランにいっしょに行ったこともあります。

先生が「FenderのギターアンプのTwin Reverbの1960年代のモデルを持っているけど、最近はポリトーンばかりで、つかわないので使うかい?」と言われて、さっそくいただきに東京の実家まで取りに伺ったこともあります。

まあそれだけ親しくさせていただいた先生です。京都のお宅にも何度も泊めていただき、僕と同じ歳の奥様にも大変よくしていただきました。

その後、僕は北海道に移住しましたが、お歳暮は欠かしたことがありませんでしたし、連絡はずっと続けていました。

ある日、携帯に電話がかかって来たのですが、何とそれは小嶋先生でした。小嶋先生もけっこういい歳になってからPHSを持たれたですが、そこに登録されていた相手は、僕と昨日再会した友人の電話番号だけだったと聞いています。

コロナの中、先生はお亡くなりになりました、とても残念なことです!改めてご冥福をお祈りします!

その小嶋先生をYoutubeで昨晩検索してみたら、先生の演奏する姿が検索されました。

いつ頃の演奏だかわかりませんが、自慢のダキストのフルアコをもっての演奏でした!この演奏は本当に素晴らしく、多くの方にご覧になっていただきたいです。

いろいろな関係で、ここにその映像は公開出来ない見たいですが、アドレスは記載しておきます。

James L. D’Aquisto